皆様の声・体験談

千葉トミエさん(1993年当時80歳)の場合

 千葉トミエさんは、1993年8月、町の検診で胃にポリープが見つかりました。再検査してみると実は胃がんとの診断。胃の全摘手術をすすめられました。

その時、お孫さんの結婚式を間近に控えてました。話し合いの結果、手術は式を終えてからとなったそうです。当時トミエさんは80歳。息子さんの千葉廣さんからお話を伺いました。


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 「私は母に本当の病名を伝えることができませんでした。というのも母の兄弟4人がいずれも胃がんで亡くなっていたからです。告知は本人にとって絶望的な話になります。ただ、兄弟と同じ治療をやったところで母も同じ道をたどるのではないかという思いがありました。手術はまだ先のことだし、全く新しい療法を試してみようと思いました。助けたい一心であちこち探しているうち、手にした週刊誌に日本冬虫夏草の記事を見つけました。そして早速試すことになったのです。

 身内にがんの人がいる場合、自分も遺伝しているのではないかと気になります。それまでがん細胞をきれいに掃除できていたはずが、行き届かなくなる年齢、つまり免疫装置が弱ってくる時期が巡ってくるのかもしれません。身内の病歴を参考にしながら、予想される発症年齢のせめて2年前から気を付けなければと思います。

 たとえば免疫を上げる食事療法や、よく眠ることを心掛ける。そのためには心配事は作れないし、寝ずに働くような生活も避ける。余裕のある暮らしに整えておかなくてはなりません。なかなか難しいことですけどね。免疫を上げてくれる決定的なものが側にあれば心強いです。

胃がん自然消失

 日本冬虫夏草を飲み始めたのは8月22日からです。40日余りを経て、10月3日には孫の結婚式に普通に出席しました。それから4日後の10月7日に検査のため病院に行きました。

 すると、先生は胃カメラで胃壁を眺めながら言ったのです。『変だ、おかしい。確かにここにあったはずだ。影も形もない』。病院の治療は一切無いのにわずか1か月半の間に患部が消失していたのです」

朝日ウィル(北燈社)1997年2月4日号より

【経 緯】

1993年 8月 胃がんと分かる。
8月22日 日本冬虫夏草を飲み始める。
10月3日 孫の結婚式に出席。
10月7日 胃カメラで検査、患部消失。

 「あの時、先生から『何かやりましたか?何か飲みましたか?』と尋ねられたのを覚えています。面倒を避けるため、『何も飲んでいませんよ』と答えています。何処を探してもがんは見当たらないし、特別な療法もやって無いというわけだから、『おかしいなー。へんだなー』と納得できないご様子でした。

 母はがんが消失してから11年目、今年で90歳になりました。腰は曲がりましたが、身の回りのことはだいたい自分でやっています。あれから再発もなく食事もしっかりとっています。5年程前に『実はあの時胃がんだったんだよ』と本人に告げました。すると母は『あらそう』と言っただけで全く動揺することはありませんでした。今はもうそのことを忘れているのではと思います(笑)。100歳目指してこれからも元気でいて欲しいですね」

2003年10月4日息子さんの訪問より

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 「母は、2007年の1月30日に他界しました。94歳でした。咳無し熱無しの肺炎でした。1か月ほど入院しましたが、苦しむことなくすーっと旅立ちました。直前まで楽しく会話もしてたのです。母にも家族にも大変満足なさいごでした」

2009年11月12日息子さんのお話より

※息子さんである千葉廣さんのお話はこちらです。

N.M.I.
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