皆様の声・体験談
大野志津子さん(東京都在住)の場合
花粉症・アレルギー・炎症・ぜんそく・気管支炎
「夫の駐在に伴って2001年~2005年にかけてアトランタに住んでおりました。黒坂和子さんのお宅にお邪魔した時、矢萩信夫先生がテレビ出演されたビデオを見せてもらい、そこで初めて冬虫夏草というものを知りました。(黒坂和子さんのお話はこちらです)
帰国して11年が経った頃、喘息性気管支炎を患いました。西洋薬で治療し、鍼にも通っていましたが、母国中国で漢方医もしていた鍼の先生が、『肺には、冬虫夏草がいいよ』とおっしゃるのです。
すっかり忘れていましたが、聞き覚えのある名前です。その偶然に導かれるように、黒坂和子さんに確認をして、日本冬虫夏草を試してみることにしたのです。
1日200ccは飲んだと思います。10日ぐらいで咳は治まり、その後、完治しました。
日本冬虫夏草との付き合いは、時にはサボって、時には集中してというスタンス。いざとなったらコレがあるというお守りのような存在です。
年に一度は人間ドッグで体をチェックすることにしています。夫が勤務していた会社が運営する検診センターが日立市にあります。そこは、短いスパンで最新型の検査機器が入れ替わる快適で充実した施設です。一般的な他の施設での体験もありますが、一線を画しています。
アトランタに赴任する前まで社宅で子育てしていた、当時の仲間と再会する楽しみを兼ねて(こちらの方がメインかも)、年中行事の一つとして人間ドックを受けに日立市まで遠出します。
心の安定を身につける
さて、体の隅々まで調べてデータ化したところで、データには出せない心の健康が保たれなければ片手落ちです。ストレスで病気になる方がなんと多い世の中でしょう!しかもそのストレスの多くが人間関係・コミュニケーションにまつわるものだともいわれます。では、人間関係を楽にする方法がどこかにないのでしょうか?
そんな中、私はゴードン・メソッド(親業)と巡り合いました。アメリカの臨床心理学者のトマス・ゴードン博士が開発したコミュニケーションプログラムです。人間関係についての抽象的な概念を、具体的で目に見える形にして説明されています。
だれでもテクニックを学び、訓練して身につけていけば、より良い人間関係を築き維持することができると知りました。
その後、私は学んで、『親業訓練協会』認定のインストラクターとなりました。心の安定こそ、健康への第一歩です。コミュニケーション力(りょく)は生涯学習のテーマになると考えています」
2025年9月14日のお話より
黒坂和子さんを偲ぶ
「日本冬虫夏草とN.M.I.自然薬食微生物研究所との縁を取り持ってくださった黒坂和子さんが2025年6月に他界されたことを知り、この度、追悼文を寄稿させていただきます。
「天国の黒坂和子さまへ
私は、2001~2005年春までの4年間、家族とアトランタに駐在し、黒坂様
ご夫妻に大変お世話になりました。帰国前に日本冬虫夏草のことを私に教えて下さり、そのご縁で、N.M.I.自然薬食微生物研究所のホームページで近況を時折拝見していました。
この20年、様々な困難を無事に乗り越えて、97歳を迎えられたことを嬉しく思っていました。
天寿を全うされた、とはいえ、もう一度、お声だけでもお聞きしたかった、ご一緒した楽しい思い出をシェアしたかったです。天国にきっと届くと思って、ひとこと、感謝の気持ちをお伝えします。
明るくお元気で、行動力もある和子さん(そしてご主人様の運転も)の存在は、アトランタの右も左も分からず、英語にも苦労する駐在家族にとって、本当にありがたく、心強く、頼りがいがありました。和子さんに教えていただく現地情報や、日本語でなんでも話せるホームパーティーのお蔭で、無事に日々を過ごし、楽しい思い出を作ることができました。
今、改めて振り返りながら、感謝の気持ちでいっぱいです。我が家だけではなく、代々の駐在家族が、同じ思いでいるはずです。ありがとうございました。
持ち前の気さくなお人柄と、水泳など健康維持も心掛けていらしたことに加えて、日本冬虫夏草のささえもあってこそ、激動の1世紀近くを見事に生き切られたのだと思います。
天国で、先に逝かれた方々と再会なさり、大きな声でお喋りやカードを楽しんでいらっしゃる様子を想像しています。和子さんには「安らかにお眠りください」という言葉より、『またお会いしましょう、ちょっとお待ちくださいね』とお伝えして、ペンを置きます」
2025年8月27日
※追悼文は、黒坂和子さんのお話にもございます。重複しますことご了承ください。