研究・論文

2011年10月 抗認知症、冬虫夏草スクリーニング(Screening of Japanese Chuso Samples for Acetylcholinesterase Inhibitory Activity)

2011年(平23)10月29日〜30日・第50回記念 日本薬学会東北支部大会(仙台市 東北薬科大学)

冬虫夏草スクリーニング.gif

脳内神経伝達物質にアセチルコリンがある。アセチルコリンはアセチルコリンエステラーゼによって、酢酸とコリンに分解される。加齢により、アセチルコリンが過度に分解されてしまう人がいる。
それを抑えることによって、神経伝達がスムーズにいくという考えから開発され、抗認知症薬として実際に使われているものもある。冬虫夏草の仲間40種類以上からアセチルコリンエステラーゼを阻害し、アセチルコリンの量を減らさないものを選び出した。40%を超えるものを活性ありとみる。

N.M.I.
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